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発芽玄米と玄米の違い

発芽玄米と玄米の違い

最近ではよく食べられるようになった玄米ですが、発芽玄米とどう違うのか知っていますか?

そこで今回は、発芽玄米と玄米の違いについてまとめました。

玄米とは

 玄米(げんまい)とは、稲の果実である籾(もみ)から籾殻(もみがら)を除去した状態で、また精白されていない状態の米です。

 玄米の「玄」は、「暗い」または「色が濃い」という意味で、白米に対して色のついたお米という意味があります。

 自然乾燥の場合、籾殻がなくとも、種子としての機能を失っておらず、播種(はしゅ)すれば芽が出ますが、市販のほとんどの玄米は加熱乾燥されているため、発芽しない可能性があります。

 ちなみに、精白とは、玄米から糠を取り除き白米にすることです。

発芽玄米とは

 発芽玄米(はつがげんまい)は、玄米を発芽させた米です。

 玄米を約1~2日程度、摂氏32度前後のぬるま湯に浸し、1mmほどの芽が出た状態にしたものです。

 市販の発芽玄米は人工的に成長を止め、保存性のために再乾燥等がされているため、一般的な玄米は白米と比べると割高です。

発芽玄米と玄米の違い

 発芽玄米と玄米の違いは、発芽しているかしていないかなります。

  • 発芽玄米は、玄米と比べると栄養素が高い
  • 発芽玄米は、玄米と比べると体内に吸収しやすい
  • 発芽玄米は、玄米と比べると食べやすい

100g当たりの栄養成分の比較

白米 玄米 発芽玄米
カロリー 365kcal 350kcal 344kcal
たんぱく質 6.1g 6.8g 6.8g
脂質 0.9g 2.7g 2.9g
糖質 77.1g 73.8g 72.5g
ギャバ 1.5mg 7mg 15~20mg
カルシウム 5mg 9mg 10mg
マグネシウム 23mg 110mg 111mg
ビタミンB1 0.08mg 0.41mg 0.38mg
食物繊維 0.5mg 3.0mg 3.2mg

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